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第2回【1966年イザイホーから久高漁師の記録まで】
8月22日(日)18時 start  

会場:2,500円(ワンドリンク付き) / オンライン:2,000円

  「イザイホーと映像の時代」第2回は、1966年のイザイホーをモチーフに、女が男の守り神になるオナリ神信仰をフィクションを交えて表現した『カベールの馬』の北村皆雄監督をゲストに招く。前衛的な映画作家としてキャリアをスタートさせた北村監督は、1966年のイザイホー以降、映像民俗学の確立を目指して日本とアジアの民俗文化を精力的に記録していくことになる。久高島の記録は55年間にわたり、各地を移動した久高漁師の痕跡を探して台湾まで広がる。集大成となる「久高映画」の構想まで話を伺う。

上映作品

『カベールの馬〜1966年久高・イザイホー〜』

(1966年撮影/1969年/28分/北村皆雄監督)

島で生まれ育った30歳から41歳までの女性が、島の祭祀集団に参加する神女としての資格を得るために行うイザイホー。新しいセジ(霊力)を受け、男兄弟を守護するオナリ(姉妹)神、家・村の繁栄と安全を願う神女として新たに生まれ変わる。1966年のイザイホーを題材に、島の始祖神話、オナリ神信仰、御嶽、風葬など神の島の精神文化を、北林谷栄演じる老女が語る幻想紀行。小杉武久が音楽を手がけた。

製作・演出:北村皆雄/脚本:赤羽敬夫・河手禎・北村皆雄/撮影:市川雅啓/編集:金沢信二郎/音楽:小杉武久/録音:小林賢/ネガ編集:園尚子/出演:内間秀子・内間豊三・内間マック/語り:北林谷栄/協力:鳥越憲三郎・沖縄久高島・上勢頭亨(竹富島)・日南プロダクション/音響制作・総合社/制作:集団 眼

併映決定!
『久高島 女が男を守る神の島』
(1982-84撮影/11分/北村皆雄監督)

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ゲスト

北村皆雄監督

1942年長野県伊那市生まれ。映画監督。早稲田大学演劇専修卒業後、映像人類学・民俗学を掲げ、アジアや沖縄をはじめとする日本各地の民俗・宗教・芸能を映像にする活動を民俗学者らと協力して続けてきた。『カベールの馬』の撮影以来、55年間にわたり沖縄久高島の記録をつづけている。

日時・会場・チケット申込

■日時: 2021年8月22日(日)17:30 open / 18:00 start
■会場:  space & cafe ポレポレ坐(東京都中野区東中野4‑4‑1 ポレポレ坐ビル1F)


■会場チケット: 2,500円(1ドリンク付き、席は半数以下で運用します)
▶︎ご予約 以下のいずれかでお申込みください。代金は当日精算となります。
(1)予約フォームから

https://airrsv.net/polepoleza/calendar/menuDetail/?schdlId=T001AA591E
(2)電話でのご予約 ポレポレ坐:03-3227-1445 (会場チケットのみご予約承ります)


■配信チケット: 2,000円(生配信+アーカイブ)
▶︎購入サイト https://teket.jp/1192/5509
※アーカイブ視聴:9月5日(日)23時59分まで(購入期限:9月5日(日)18時00分)

【会場チケットご利用の方へ:新型コロナウィルス感染対策と来場時のお願い】
※コロナ感染対策を考慮して定員は半数以下といたします。
予約で満席になった場合は当日券の販売はいたしません。
お早めにご予約をお願いいたします。
※ご来場の際は必ずマスクをご着用下さいますよう、お願いいたします。
※入口での手指の消毒、検温にご協力ください。

第2回【1966年イザイホーから久高漁師の記録まで】にむけて

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北村皆雄監督

1942年長野県伊那市生まれ。映画監督。早稲田大学演劇専修卒業後、映像人類学・民俗学を掲げ、アジアや沖縄をはじめとする日本各地の民俗・宗教・芸能を映像にする活動を民俗学者らと協力して続けてきた。『カベールの馬』の撮影以来、55年間にわたり沖縄久高島の記録をつづけている。

 

(株)ヴィジュアルフォークロア代表取締役。早稲田大学アジア研究所招聘研究所員。一般社団法人日本映像民俗学の会代表。一般社団法人井上井月顕彰会会長。一般社団法人アジア映像人類学センター理事長。日本文化人類学会、日本民俗学会、日本芸能学会、アジア民族文化学会(委員)、日本山岳修験学会(評議員)、伊那Valley映画祭実行委員長。

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